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(60`級決勝=秋元を肩車で攻める鈴木 明大スポーツ提供) 来年の世界選手権の第1次選考会を兼ねた講道館杯全日本体重別選手権15、16日に千葉ポートアリーナで行われ、最終日の男子には学生11人、OB8人の明大勢が出場。60`級の鈴木雅典(4年、旭川竜谷)が2位に入った。優勝者はいなかった。 初戦の2回戦を得意の寝技で一本勝ちした鈴木は、その後も好調に勝ち進んだ。決勝は筑波大4年の秋元希星との対戦となり、一進一退の攻防の末に足取りで攻撃を仕掛けたところをうまく内またで返され、ポイントを奪われて惜敗した。 73`級の海老沼聖(警視庁)、81`級の河原正太(京葉ガス)、90`級の矢崎雄大(了徳寺学園職)のOB3人が3位に食い込んだ。100`超級の上川大樹(1年、崇徳)は3回戦で敗れ、敗復1回戦でも完敗。90`級に回った山本宜秀(4年、世田谷学園)は3位決定戦で矢崎に敗れた。
(左組みの鈴木と右組みの秋元の組み手争い。60`級決勝=、明大スポーツ提供) また、100`級は穴井隆将(天理大職)が4試合中3試合に一本勝ちし、2年ぶり3度目の優勝。前日の女子78`級を制したさやか(帝京大)と兄妹優勝を果たした。66`級で35歳の鳥居智男(了徳寺学園職)が自身の持つ最多優勝記録を更新する3年連続7度目の栄冠。81`級も31歳の塘内将彦(旭化成)が2年ぶりに勝った。 初日の女子は谷亮子(トヨタ自動車)の去就が注目される48`級で、山岸絵美(三井住友海上)が決勝で福見友子(了徳寺学園職)を破って2年ぶり2度目の優勝。52`級は北京五輪で銅メダルを獲得した中村美里(三井住友海上)が2連覇した。 (得意の巴投げで、何度もポイントを奪う鈴木=明大スポーツ提供) 【ミス悔やむ鈴木】 60`級は決勝は足取りに行ったところを内またで切り返されて、ポイントを奪われ、惜敗。初優勝を逃した鈴木は「自分のミスです。情けない。学生では一番強いという確信を持つ練習をしてきた。それなのにあんな相手に負けるなんて。約3ヶ月前に甥っ子を亡くした。生まれてすぐの突然死でした。我が子を亡くした姉から『あの子も貴方を応援している』と言われ、必ず勝つと約束したのに。こんなことではロンドン五輪も、次の世界選手権もない。もし、嘉納杯に選ばれたら、必す勝って日本代表を目指す。狙うのは世界一だけです。僕はそのために明治にきました」と話した。
【泉は格闘技転向を否定】 北京五輪90`級代表だった泉浩(旭化成)が体重が落ちずに1階級上の100`級に出場したが、準々決勝で敗れ、敗者復活戦は棄権した。「気持ちが入っていなかった」というように初戦からいつもの勝負強い動きがなく、厳しい戦い。準々決勝は延長に敗っての一本負けで畳に大の字になった。一部で報道された格闘技への転向騒動には、「柔道が大好き。今は(体重無差別で日本一を決める)全日本選手権への出場を目指して、3月の予選に出るつもりでいる。プロ転向の考えはない」と否定した。 (73`級は敗者復活最終戦で明大同士が対戦。OBの海老沼が4年生の赤迫に競り勝ち、3位決定戦へ進んだ=明大スポーツ)
【嘉納杯代表に棟田、上川ら5人】 全日本柔道連盟は16日の大会終了後、嘉納杯東京国際(12月12〜14日、東京体育館)の代表を発表した。各階級4人で男子は66`級北京五輪金メダルの内柴正人(旭化成)や100`超級元世界王者の棟田康幸(警視庁)ら。女子は52`級北京五輪銅メダルの中村美里(三井住友海上)らを選んだ。女子48`級の谷亮子(トヨタ自動車)は出場しない。棟田以外の明大勢は100`超級の上川大樹(1年、崇徳)、81`級の河原正太(京葉ガス)、66`級の海老沼匡(1年、世田谷学園)、60`級の鈴木雅典(4年、旭川竜谷)。
【男子の成績】
▽60`級 @秋元希星(筑波大) A鈴木雅典(明大) B浅野大輔(自衛隊)、矢野大地(天理大) ▽66`級 @鳥居智男(了徳寺学園職) A江種辰明(警視庁) B篠崎悠(了徳寺学園職)、荘司和大(東海大) ▽73`級 @稲沢真人(ダイコロ) A金岡真司(警視庁) B海老沼聖(警視庁)、中矢力(東海大) ▽81`級 @塘内将彦(旭化成) A加藤博剛(千葉県警) B高松正裕(旭化成)、河原正太(京葉ガス) ▽90`級 @西山将士(新日鉄) A吉田優也(東海大) B増渕樹(旭化成)、矢崎雄大(了徳寺学園職) ▽100`級 @穴井隆将(天理大職) A高橋達矢(東海大) B野田嘉明(福岡大)、猪又秀和(セコム上信越) ▽100`超級 @加藤光将(愛知県警) A佐藤武尊(了徳寺学園職) B村上和幸(綜合警備保障)、立山広喜(日本中央競馬会)
【女子優勝者】 ▽48`級 山岸絵美(三井住友海上) ▽52`級 中村美里(三井住友海上) ▽57`級 徳久瞳(三井住友海上) ▽63`級 上野順恵(三井住友海上) ▽70`級 国原頼子(自衛隊) ▽78`級 穴井さやか(帝京大) ▽78`超級 杉本美香(コマツ)
(期待の上川は絶妙の足技が持ち味=明大スポーツ提供)
(表彰式で2位のトロフィーを受けとった鈴木=明スポ提供) 【明大勢の全成績】 ■60`級 鈴木雅典(4年、旭川竜谷) ○ ▽2回戦 肩固め(3分54秒) 大森智(東洋大) ○ ▽3回戦 後ろけさ固め(2分53秒)升水翔兵(東海大) ○ ▽準々決勝 優勢 浅野大輔(自衛隊) ○ ▽準決勝 優勢 浜崎大樹(国士大) ● ▽決勝 優勢 秋元希星(筑波大) 田中誠(自衛隊) ● ▽2回戦 背負い投げ(4分40秒) 室岡雅典(福岡県警) ■66`級 寺居高志(旭化成) ○ ▽2回戦 優勢 高橋克有(愛知県警) ○ ▽3回戦 優勢 早野友樹(山梨学院大) ○ ▽準々決勝 巴投げ(3分27秒) 榎本収(アルゼ) ● ▽準決勝 優勢 鳥居智男(了徳寺学園職) ● ▽3位決定戦 ●棄権 篠崎悠(了徳寺学園職) 海老沼匡(1年、世田谷学園) ○ ▽2回戦 一本背負い(3分1秒) 田中浩平(筑波大) ● ▽3回戦 送り足払い(4分29秒) 江種辰明(警視庁) ○ ▽敗復2回戦 横四方固め(4分32秒) 松田優(東海大) ○ ▽敗復3回戦 優勢 中野真太郎(セコム) ● ▽敗復最終戦 優勢 篠崎悠(了徳寺学園職) 下山徳大(1年、大成) ● ▽2回戦 横四方固め(2分44秒) 鳥居智男(了徳寺学園職) ■73`級 海老沼聖(警視庁) ○ ▽1回戦 大内刈り 橋本大悟(天理大) ● ▽2回戦 背負い投げ 粟野靖浩(筑波大) ○ ▽敗復2回戦 優勢 真野洋光(静岡県警) ○ ▽敗復最終戦 優勢 赤迫佑介(明大) ○ ▽3位決定戦 小外掛け(1分27秒)斎藤涼(天理大) 赤迫佑介(4年、世田谷学園) ○ ▽1回戦 優勢 佐野望(京都府警) ○ ▽2回戦 優勢 八巻祐(東海大) ● ▽準々決勝 延長優勢 稲沢真人(ダイコロ) ○ ▽敗復1回戦 優勢 鈴木誠(国士大) ○ ▽敗復2回戦 ○優勢 千葉大介(旭化成) ○ ▽敗復最終戦 ●優勢 海老沼聖(警視庁) 西岡和志(3年、崇徳) ● ▽1回戦 優勢 松本雄史(兵庫県警) ■81`級 河原正太(京葉ガス) ○ ▽2回戦 優勢 黒澤平(同志社大) ○ ▽3回戦 優勢 垣田恭平(近大) ○ ▽準々決勝 優勢 高松正裕(旭化成) ● ▽準決勝 優勢 加藤博剛(千葉県警) ○ ▽3位決定戦 大腰(2分35秒) 武藤力也(了徳寺学園職) 渡辺一貴(自衛隊) ○ ▽2回戦 ○大外刈り(12秒)新川誓吾(桐蔭横浜大) ● ▽3回戦 優勢 海老泰博(東海大) 吉井健(1年、大成) ● ▽2回戦 大外刈り 高松正裕(旭化成) 花本隆司(京葉ガス) ● ▽2回戦 優勢 谷口徹(旭化成) 武田茂之(2年、大成) ● ▽2回戦 双手刈り(2分20秒) 川瀬孝司(筑波大) ■90`級 矢崎雄大(了徳寺学園職) ○ ▽2回戦 優勢 馬場大輔(岐建) ○ ▽3回戦 すくい投げ(2分23秒)手塚龍大(東海大) ○ ▽準々決勝 優勢 池田賢生(日大) ● ▽準決勝 優勢 西山将士(新日鉄) ○ ▽3位決定戦 延長優勢 山本宜秀(明大) 山本宜秀(4年、世田谷学園) ○ ▽2回戦 大外刈り(3分) 青木和明(鹿屋体大) ● ▽3回戦 優勢 小野卓志(了徳寺学園職) ○ ▽敗復2回戦 優勢 百瀬晃士(平成) ○ ▽敗復3回戦 不戦勝 今井敏博(綜合警備保障) ○ ▽敗復最終戦 大外刈り 斎藤俊(新日鉄) ● ▽3位決定戦 延長優勢 矢崎雄大(了徳寺学園職) 影野裕和(4年、世田谷学園) ○ ▽2回戦 小外刈り(3分16秒) 大田茂文(近大) ● ▽3回戦 優勢 増渕樹(旭化成) 松岡裕太郎(3年、埼玉・武蔵越生) ● ▽2回戦 優勢 斎藤俊(新日鉄) ■100`級 泉浩(旭化成) ○ ▽1回戦 優勢 北見剛(東海大) ○ ▽2回戦 合わせ技(3分47秒) 楢崎誠(佐賀県警) ● ▽準々決勝 小外刈り 猪又秀和(上信越セコム) ● ▽敗復2回戦 棄権 野田嘉明(福岡大) ■100`超級 上川大樹(1年、崇徳) ○ ▽1回戦 内また(1分36秒) 七戸龍(福岡大) ○ ▽2回戦 延長優勢 木村純(旭化成) ● ▽3回戦 大外返し(2分24秒) 生田秀和(綜合警備保障) ● ▽敗復2回戦 小外刈り(1分46秒) 市川裕治(京葉ガス)
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