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監督挨拶

 

監督 秀島大介

 明治大学柔道部の監督を務めさせて頂いている秀島です。
 この度は私たちのHPにアクセスして頂き、ありがとうございます。このHPは我が「明柔」に所属する学生やOBたちの活躍を伝えるとともに、私たちの畳の内、外での取り組みを多くの皆様に知っていただきたく機会になれば、と開設いたしました。
 是非、多大なるご声援、ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
 さて、21世紀に入り、日本は飽食の時代を迎えております。
 ただし、豊かさに裏付けされた生活の中で、これまで社会で大事にされてきた信用、常識が崩れてきているのも事実ではないでしょうか。新聞、テレビなどのニュースを見ると「不正」「疑惑」「偽装」「不祥事」などの言葉が飛び交っています。そのような出来事が起こるたびに、不快な思いが広がります。
 歪みがあふれている現代。しかし、だからこそ、「人」を大事にして、人間性を高める教育、指導の重要性を痛感致します。
 原点に帰る。言い尽くされた言葉ではありますが、武道の中で培われてきた礼節、人間関係などを軸にしながら、体をぶつけ合って技と心を磨く柔道ならではの人間教育。それも一つの生き方。明大柔道部はそんな考え方で運営されております。
 4月に新1年生の7人を加え、4年生までで、ちょうど30人の所帯です。体育学部のある有力校に比べると、決して部員数は多くはありませんが、日々、鍛錬に励んでいます。
 1906年(明治39年)創部。昨年の3月には100周年を迎えました。大学柔道界の一番の目標である体重無差別7人制の全日本学生優勝大会では過去、歴代1位の16度の優勝経験があり、これが道場でけいこする部員、OBたちの誇りであり、心の支えです。
 また、五輪、世界選手権の国際大会でも、この神田駿河台で技を磨いた選手が、大事な場面で日本の危機を何度も救ってきました。
 ですが、柔道が強いだけがすべてではない、というのも「明柔」の変わらぬ指針です。
 柔道を競技でやる時期は短い。大学生活の4年間も、あくまで社会に旅立つまでの一つの期間に過ぎません。レギュラーになる者、控えに回る者、けがに泣く者。様々な4年間がありますが、その中で何を学ぶか、でそれぞれに充実した道を歩むことが出来ると信じています。
 よく学生たちに話をするのは、「柔道の強い、弱いではない。人を引きつける、魅力のある人間になれ。それが社会で生きていく上で一番重要なこと」ということです。私自身も「人の痛み、苦しみが分かる人間になる」が人生を通じてのモットーです。
 まさに今は、「本物しか生き残れない時代」になってきたと言ってよいでしょう。スポーツ界だけの話ではありません。そんな人間の生き方を柔道を通して、追求していく。責任をかみしめながら、学生たちに接する毎日です。
 私も12月で36歳になる若輩者です。皆様方のご指導がなくては前へ進むことが出来ません。柔道部へ対するご意見、ご質問、また、私個人へのお問い合わせでもお気軽にご連絡をお寄せください。
 皆様の声が「明柔」の励みとなり、学生、現役のOBたちを大きく成長させていくことになると思っております。
 日々、ご支援を頂いている方々には、この場を借りて、厚く御礼申し上げます