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部長 飯田 和人
「柔道は人間形成の一大修行なり、礼儀正しく、質実剛健を旨とする。」これを創部の精神として、明治大学体育会柔道部は1905年(明治38年)4月に創設されました。
1913年、講道館の三船久蔵五段(当時)が師範に就任し、柔道部は飛躍の時を迎えます。1923年には、第1回目となる全日本学生柔道優勝大会(当時「明治神宮体育大会柔道大会」)で優勝を飾り、これを皮切りに同大会で最多となる16回の優勝(4連覇を含む)という輝かしい足跡を残してきました。
第二次世界大戦後の個人記録を見ると、戦後最初の全日本学生柔道選手権で金子泰興が優勝し、その後あらたに行われることとなった全日本学生柔道体重別選手権でも多数の優勝者を輩出してきています。全日本柔道選手権では、58年曽根康治(58年世界大会)、60年、61年、64年神永昭夫、65年坂口征二、70年篠巻政利(69年、71年世界大会)、73年上村春樹(76年モントリオール五輪、75年世界大会)、89年から通算7回優勝の小川直也(87、89、91年世界大会)らが全日本選手権覇者となり、女子では99年に阿武教子(03年世界女子4連覇、04年アテネ五輪)が第1回皇后杯から破竹の6連覇を成し遂げました。
また、近年ではオリンピックや世界柔道選手権にも数多くの選手を送り込み、最も多くのメダリストを輩出しています。金メダリストとしては、64年東京五輪軽量級・中谷雄英、69年世界大会重量級・須磨周司、71年世界大会軽量級・川口孝夫(72年ミュンヘン五輪)、92年バルセロナ五輪78kg以下級・吉田秀彦(99年世界大会)、93年世界大会60kg級・園田隆二、95年世界大会70kg級・秀島大介、03年世界大会100kg超級・棟田康幸、05年世界大会90kg級・泉浩らの名前があがります。
さて、明治大学柔道部は2006年から第二世紀目の歴史を歩み始めました。これからの百年においても、創部以来の精神に則り、礼儀正しく、質実剛健を旨とする明大柔道の新しい伝統を21世紀に築き上げていきます。
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