腕や脚は細いのに、お腹だけぽっこり出ているという人は少なくありません。 ぽっこりお腹は男性にも女性にも起こり得る症状ですが、女性よりも男性に多いです。 ぽっこりお腹の原因は腸間膜に付く中性脂肪で、これを内臓脂肪と呼びます。簡単に言うと、腹部の内臓の周りについた脂肪ですね。 だから、お腹だけぽっこり出てしまうわけです。 このページでは、ぽっこりお腹になってしまう原因についてお話したいと思います。

内臓脂肪が増える原因①食生活

当然と言えば当然なのですが、食生活の内容によって内臓脂肪が増える事があります。 例えば食べ過ぎです。食べた物がエネルギーとなり、それが消費される事によって、私たちの生命は成り立っているわけですが、もし、食べる量に対して消費されるエネルギー量が少ないと、エネルギーの燃焼である脂肪は行き場を失い、脂肪細胞に蓄積されます。 食事の量にも注意が必要ですが、食事の内容もしかり。 例えば、動物性の脂肪が多く含まれる食品は特に内臓脂肪を増やす原因となります。 また、食事をどんなタイミングで取っているかも関係します。 朝食事を摂らずに昼または夜にドカ食いするなど、不定期な食事のサイクルになると、私たちの体は「次にいつ食事(栄養)が摂れるか分からない、だから飢餓になっても対応できるようになるべく脂肪を蓄えておこう」とするのです。 これは、生命を維持する機能としては嬉しいですが、ダイエットの観点からすると良くないですよね。

内臓脂肪が増える原因②運動不足

内臓脂肪の特徴は、付きやすいけど、落としやすいという事です。 よく皮下脂肪は「定期預金」、それに対して内臓脂肪は「普通預金」などと言われます。 内臓脂肪の実態は中性脂肪です。運動不足になると、中性脂肪が体内で行き場を失い、結局内臓脂肪に取り込まれてしますわけです。 ですので、運動して脂肪を燃焼させないと内臓脂肪は必然的に増えていきます。

内臓脂肪が増える理由③ストレス

意外かもしれませんが、ストレスは内臓脂肪を増やします。端的に言うと、ストレスは代謝を下げるからです。 代謝が下がると脂肪が燃焼せず居残るので内臓脂肪が付きやすくなるというわけですね。 これには、自律神経が関係してるのですが、自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、それぞれが必要な時に優位に働きます。 交感神経は、私たちがストレスを感じたり、仕事などをこなさなければいけない時に対処しようとして優位になります。 この時は代謝が落ちます。 逆に副交感神経は、私たちがリラックスしている時に優位になります。この時は体は休息を取りますが、代謝は上がります。 体が休息している間に、内臓をガンガン動かして消化・吸収したり、体のメンテナンスをするからです。 しかし、ストレス状態が続くと、交感神経が優位になりっぱなしになるわけです。 ですので、代謝が落ち、それに伴い内臓脂肪も増えるという事なんですよね。

内臓脂肪を落とすには?

これまで、内臓脂肪が増える原因をお話ししてきましたが、原因が分かれば対処もしやすいわけです。 ①食生活に気を付ける事。②適度な運動をする事。③ストレスを解消することです。 先ほどもお話ししたように、内臓脂肪は比較的落としやすい脂肪です。 内臓脂肪は生活習慣病の大きな原因になり得る事を考えると、なるべく早く内臓脂肪を落とした方が良いですね。 内臓脂肪を落とす食事

運動するのに最適な時間帯とは?

ダイエットをする上で運動って欠かせない要素ですよね。 ウォーキングしたり、マラソンをしたり、ジムに通う人も多いのではないでしょうか? 人によって運動する時間帯も様々で、早朝の出勤前にウォーキングやマラソンをしたり、仕事から帰宅した後、ジムに寄って運動したりといった感じですよね。 人によって生活リズムが違いますのでね。 でも、ダイエットの為の運動って、効果が高い時間帯、効果が薄い時間帯があるのでしょうか? 実は、答えは「ある」んですよね。 この点について、一緒に調べてみましょう。

鍵を握るのは交感神経と副交感神経

交感神経、または副交感神経って聞いた事ありますか? これらは2つはまとめて自律神経と呼ばれています。 まず、この2つの神経、交感神経と副交感神経の役割を解説します。

交感神経

交感神経とは人が朝起きる頃に交感神経も目覚めます。そして、どんどん活発になっていき、正午頃に活動の山を迎え、 そして、夕方になるにつれて、活動量が落ちてきます。 この交感神経が活発になっている時間帯は精神的にも肉体的にも瞬発力があり、機敏になっています。 ですので、私たちは日中活動的になれるんですよね。

副交感神経

副交感神経とは、交感神経とは全く別の役割をします。 活動する時間帯も交感神経とは逆の時間帯です。副交感神経は、交感神経の活動が弱まってくる夕方の時間帯から活動を開始し、 深夜に活動量が一番多く、そして人が朝起きる頃に活動を弱めていきます。 副交感神経は活発になると、人をリラックスさせつつ、消化器官(内臓)の働きを促進させます。 要は、人が就寝する時間帯に合わせて副交感神経は活動し、消化器官(内臓)の働きを活発にし、老廃物の排出を促進したり、その他内臓のメンテナンスを行い、精神的にリラックスした状態に持っていくのです。

運動に適した時間とそうでない時間を知ろう

それで、本題の件、「ダイエットの為の運動って、効果が高い時間帯、効果が薄い時間帯があるのか?」 という事についてですが、まずポイントは、【副交感神経が活発な時間帯に運動しないようにする】事です。 何故かと言うと、副交感神経が活動している時間帯に運動してしまうと、交感神経が活動を初めてしまうのですよね。 そうすると、交感神経が副交感神経より優位になってしまい、副交感神経がきちんと活動できなくなってしまいます。 結果として、消化器官の活動が鈍くなって代謝が悪くなりますし、各内臓器官のメンテナンスもできないので、 ダイエットしても効果が出なくなる可能性がとても高いのです。 ですので、夕方~翌朝の早朝の時間帯は運動を控えるようにした方が良いですね。 運動するのに、この時間帯が良いという事については、朝の10時~夕方の16時くらいがちょうど良いのではないかと考えられます。 そして、副交感神経が活動し始めている就寝前にはリラックスできるようにひと工夫すると良いですね。