サプリなどの健康食品を試したり、ジムに通ったりしたけどなかなか痩せない。
30代を過ぎると、なかなか思うように痩せなくなってきます。
特に30代を過ぎると基礎代謝がかなり低下するので、脂肪が燃焼されにくくなるのです。
30代になって痩せにくくなってしまったとう人には、これからお話しする3つの点を実践し、ダイエットしてほしいと思います。
腸内菌を育てる食生活が痩せる
30代を過ぎたら、食生活は本当に大切になっていきます。
10代、20代の頃とは代謝量が全然違ってくるので、気を付けないと脂肪をため込んでしまう、かつ、脂肪が燃焼されにくくなっているのです。
そこで、ぜひ取り組んでいただきたいのが腸内細菌を育てる食生活です。
腸内には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つの腸内細菌が常在していますが、基本的に30代を過ぎると腸内に悪玉菌が急激に繁殖することが分かっています。
ですから、悪玉菌が繁殖することによって腸内環境が悪化してしまい、便秘や下痢、頻繁におならが出るなどの症状が出てくるのです。
腸は体の代謝に必要な栄養を消化、吸収する役割をしていますから、悪玉菌の繁殖によって腸の機能が低下すると、代謝が低下してカロリー消費が減少してしまいます。
これにより肥満になってしまうのです。
ですから、悪玉菌の繁殖を抑え、善玉菌の繁殖を助ける食生活をして、腸内菌をよりよい状態に育てるべきです。
血糖値を上昇させない食べ方とは
肥満を引き起こすのは、食べ物だけではありません。
食べ方にも問題があるのです。
昔から早食いや肥満の原因になると言われてきましたが、早食いは血中の糖濃度を急激に上昇させてしまうというリスクがあります。
血中の糖濃度が急激に上昇すると、その異常さを察知した体は、インスリンと呼ばれるホルモンを分泌させます。
このインスリンは血中に含まれる糖を脂肪細胞に格納するという方法で血中の糖濃度を下げようとするのです。
ですので、脂肪細胞が増幅してしまい、肥満になるのです。
このような理由で、食事はできる限りゆっくり摂るのがおすすめです。
早めの就寝が痩せるのに効果的
早めに就寝することは肥満を遠ざけます。
なぜなら、脂肪の燃焼は私たちが就寝している間に行われるからです。
また、同じく筋肉の成長も就寝時に行われます。筋肉は使われることによって血管に圧をかけ、血行を良くするので、代謝の向上につながります。
早寝早起きは健康に寄与するだけでなく、肥満になりにくい体を作りに欠かせないのです。