まったく同じ食生活を送っていたとしても、ある人はすぐ肥満になり、ある人は現状をキープできる。 ヒトは肥満になりやすい体質と痩せやすい体質に分かれるわけです。 では、肥満体質の人は改善の余地はないのでしょうか?決してそのようなことはありません。

肥満体質には原因が必ずある

肥満体質の原因にはざまざまなことが考えられますが、血流の悪さはとても大きな肥満因子です。 血液が体を循環することによって、栄養が届けられ、各所でエネルギーが消費されます。 また、肥満の要因となる体に溜まった老廃物も血液が排出まで導いてくれるのです。 ですから、血液が余すところなく体中に循環するような体づくりが肥満解消にとても有効なのです。 では、具体的にどのようなことをすれば血液の循環が良くなるのでしょうか?

自律神経を整えて肥満体質を解消しよう

血液の循環を良くする上で“自律神経”を外すことはできません。 自律神経とは、運動神経とは違い、ヒトの意思を介さないで働く神経のことです。 自律神経は、日中に活発になる交感神経と夜間に活発になる副交感神経の2つが交互に訪れることによって成り立っているのですが、このうち、副交感神経は血管の幅を広くし血行を良くする働きがあります。 ですから、副交感神経がきちんと機能すれば、血液の循環が促進されるのです。 肥満体質の人は、自律神経が乱れている人が多いです。 要するに、副交感神経が優位になる時間が短く、血液が体を十分にめぐらないため、血行が悪く消費されるエネルギーも少ないわけです。 例えばストレスや不規則な生活リズムは、副交感神経が正常に機能しない原因となります。 ですから、自律神経を整えることは、血液の循環を良くし、肥満体質の解消にとても効果的なのです。

筋肉量を増やして肥満体質を解消しよう

血液の循環が悪いもう一つの要因は、筋肉量の不足です。 実は、ヒトの血液を体にめぐらせているのは心臓だけではありません。 私たちが起きている間のほとんどは、頭が上で足が下となっていますが、重力に逆らって下半身の血液を上半身まで戻すのにはかなりの力が必要なのです。 そこでひと役かっているのが、ふくらはぎの筋肉です。 ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれていますが、これが使われれることにより、血管に圧がかかり、ポンプの役割を果たすのです。 ですから、日ごろからふくらはぎの筋肉を使って歩き、筋肉量を増やすことは血液の循環を促し、肥満体質の解消になるわけです。